子宮筋腫とは
子宮筋腫の薬物を使った治療法
もし、子宮筋腫が見つかった場合はどの様な治療を行うのでしょうか。大がかりな手術を想像する方もおられるでしょう。
しかし、発生した筋腫の大きさやその症状によっては、痛みがひどくなければ薬物投与で治療できることもあります。子宮筋腫で行われる薬物治療で代表的なものは、「鎮痛剤」「ピル」「儀閉経療法」があります。この治療法につてご紹介します。
■鎮痛剤
子宮筋腫の症状による痛みが軽い場合や、月経困難症のように日常生活に支障が出るような症状の対処療法として鎮痛剤が処方されます。鎮痛剤は市販薬でも販売されていて、医療機関で処方される鎮痛剤も「アセトアミノフェン」や「イブプロフェン」といった、市販薬で使われている薬が処方されます。
しかし、症状が酷く痛みが強い場合は、「プロスタグランジン合成阻害薬」が処方されることがあります。
これらの薬は、月経の痛みの原因となる「プロスタグランジン」の過剰分泌を抑制する働きがあり、月経痛を抑制するには月経の1~2日前に服用することで、鎮痛の効果が得られます。
■ピル
ピルは子宮筋腫を小さくして症状を緩和するのではなく、ひどい痛みの症状を緩和する作用に用いられ、月経痛が特に酷い場合に処方されることがあります。ピルはしばらく飲み続けることで月経による不正出血の出血量を抑えることができ、それに伴う痛みも軽減することができます。
■儀閉経療法
子宮筋腫で行う薬物治療では、月経自体を止める儀閉経療法があります。これは女性ホルモンの分泌を抑え月経を止めて出血を少なくします。さらに、子宮筋腫を小さくすることが期待できます。
治療法法はホルモン剤を注射や点鼻薬で投与し治療しますが、副作用に更年期症状や骨密度の低下がみられるために長期間の継続使用はできず、使用できる期間は6か月以内と限られています。


